第5章 人事を尽くして“お前を愛す”？

～side火神～

まさか天野がこけるなんて…
マジでバスケやってたのかって疑ってしまった。

でも原因はオレだと思う…
緊張しすぎで、天野を見れなかった。
天野がこけて、やっと１m後ろにいることに気づいた。


膝を見たら血がでていた。
一瞬、冷や汗がでるほど焦った
家がすぐ近くにある所でこけたから助かった。

どこに行けばいいか悩んでいたオレには好都合だったが…天野がしゅんとしていたのが気になった。

～side火神終わり～