第4章 心配すんな
「立てるか?」
「まだ物足りないな‥」
里奈の様子がおかしい
「どうしたんだ里奈」
「はは‥なんか壊したいな」
「ゼレフ‥里奈に何かしたのか」
ゼレフはフッと微笑んだ
「魔力を解放する時僕の魔法も少し里奈の体内にいれただけだよ」
「ゼレフ!!!」
ナツはゼレフを殴った
「ナツ大丈夫なのか?」
「ゼレフ‥テメェよくも里奈を‥」
「里奈はやっぱりすごいよ」
ナツは里奈に近づき優しく抱きしめた
「体震えてるぞ‥本当は怖かったんだろ?」
ナツがそういうと里奈は泣き出した
「ナツ‥」
「俺がついてるから心配すんな」
元に戻った里奈はその場に倒れてしまった
「里奈!」
「魔力を解放した時里奈は倒れてしまうんだ」
ミストガンがそういうとナツは里奈をかかえ歩き出した