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【HUNTER×HUNTER】漆黒人形〜ドールな薬師〜

第25章 鬼ごっこ


「え、知らねーの?チョコロボくん。

旨ぇんだぜ?それやるよ」


「ありがとうございます」


「あぁ。

なぁ、一緒に遊ぼうぜ?

ってそんな歳じゃねぇよな…」


キルアさんの顔が一気に潮らしくなる。


「良いですよ、何します?」


たまにはこういうのも良いかもしれない。


「マジ?」


「ええ」


刹那、キルアさんの目が輝いた。


「あー…じゃあ鬼ごっこは?

命懸けじゃないやつな」


「当然です」


「ん、じゃあジャンケン。


ジャンケン…ポン!

はい、あんた鬼な」


「分かりました。

30秒数えたら動きますね」


「ん、オーケー」


目を瞑るとスッと音と気配が消えた。


「流石…」







30秒数え終え、目を開けるとキルアさんがそこに居たという痕跡すら残っていなかった。
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