第8章 日常③。
Lev:ここで俺たちがアカリのこと
話してるってバレたらどうなんすか?
鉄朗:まず、一ヶ月口利いてくんない
Lev:きっつ!夜久さんよりきついっすよ
赤葦:そこ夜久さんに例えるんだ
鉄朗:んで、拳骨だろ、脛蹴られるだろ
ミミズク:だいぶひどいぞ…
鉄朗:俺さ、中学の時にも一回キスしてんの
研磨:ああ、あれか
鉄朗:そんとき俺が一方的にだったからさ、
ガチで恐かった
一ヶ月話してくんなかったし
赤葦:それは黒尾さんが悪いんじゃ…
鉄朗:そ。だからもうしない
ミミズク:付き合っても?
鉄朗:向こうがいいよ、って言うまで待つ
Lev:クロさん優しいっす!
鉄朗:俺は元々優しいのー
研磨:どうだか
鉄朗:ちょっと研磨クン!?
ミミズク:やーいやーい
赤葦:スルー
研磨:赤葦がだんだん面倒になってる
赤葦:毎日これだから
研磨:お疲れさま
赤葦:孤爪もな
鉄朗:なんか2年生で完結しちゃってるけど
Lev:げ、ねーちゃん呼んでる…
ミミズク:え、ねーちゃんいんの?
Lev:いますよ
鉄朗:美人だよなー
Lev:俺も思います!
研磨:じゃあね、リエーフ
Lev:おやすみなさい!
Levさんがログアウトしました。
鉄朗:あー、静かになった
ミミズク:ヘイヘイヘーイ!
鉄朗:前言撤回、やっぱうるせえ
赤葦:夏休み合宿のこと話していいですか
鉄朗:いーよー
赤葦:今度は森然高校で、期間は一週間
猫又監督にお電話したところ、また
朱里さんを借りるようです
研磨:やった
鉄朗:研磨が喜んでる!?
赤葦:各自備えるようにとのことです
ミミズク:おー!
赤葦:これ、普通木兎さんの仕事ですからね
ミミズク:おー!
赤葦:俺、音駒に転校しようかな
鉄朗:いーぞー、おいで!
アカリもいるしな
赤葦:そうですね、そうしますか
ミミズク:ゴメンゴメンあかーし戻ってきて!
赤葦:行くわけないじゃないっスか
ノリですよ、ノリ
鉄朗:ちぇ
研磨:ボス戦行きたい
鉄朗:つーわけで、切るぞー
ミミズク:また合宿でな!
赤葦:それじゃあ
研磨:またね
鉄朗:うぃーす
鉄朗さんが通信を切りました。