第12章 た、楽しいシェアハウス
翌朝
最悪だ
頭も痛いし、昨日は紫音にあんなことを……
どんな顔して会えばいい
水…ペットボトル昨日部屋に持ってきたはず
あれ、全部飲んじゃったか
リビング、か
もう紫音起きてるかな
恐る恐る、階段を降りる
「恭雅……おはよ」
『お、おはよう、ございます』
「なんで敬語?w」
『いや、あの、昨日の…』
「昨日の事は、気にしてないから、大丈夫」
『あの、ごめん』
「いいってば、それより二日酔いとかになってない?」
『……頭いたい』
「じゃあ薬飲まないと
ご飯あるから食べて薬飲んで」
「ありがとう」
その後も紫音がいつも通りに接してくれたから
俺も段々いつも通りになっていった
頭痛も薬が効いてきたのかなくなったようだ
今後あんなことがないようにしないといけないな