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幼馴染みだから
第7章 繋がる思い
「あの、みゆ?」
入「なに?」
「そろそろ離してくれない」
入「やだ」
上村くんが帰ってから数分経つが
みゆはわたしを離そうとしない
私がもぞもぞと動くと"仕方ないな"としぶしぶ離してくれた
入「紗希、これから時間帯ある?」
「あるよ」
入「じゃあ、俺ん家こない?」
────────
疑問形で聞いておきながら、有無を言わせずにみゆの家まで連れてこられた
部屋に入ると直ぐにある物を見つけた
「なんでこれ持ってんの?」
それは、私が高校の時の文化祭でメイド服をきた写真だった
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