第4章 伝えたい気持ち
「みゆ・・・別にそんなつもりなかったけど。いなかったし」
入「それはそうだけど」
しばらく沈黙する
入「あのさ、連絡先教えてよ」
「え」
入「次に会ったら教えるっていったよね」
「・・・ん」
電話帳を開くと自分の連絡先をみゆに見せると携帯を取られる
入「LINEも追加するから」
みゆにされるがまま新しい連絡先が加わる
入「連絡してね」
「多分ね」
入「・・・嫌ってぐらい連絡するから」
「やめてよ」
顔を合わせ笑う
入「懐かしいな」
「そうだね」
「みゆの曲聞いたよ。嘘と未来といい曲だね」
入「だろ。俺も好きなんだ・・・・・・なぁ、俺の気持ち伝わった?」
「え?」
入「・・・・・・わかって言ってるんだろ」
「・・・・・・・・・」
入「今日はいいや。じゃあまたな」
「うん」