• テキストサイズ

幼馴染みだから

第4章 伝えたい気持ち




----自由side----


始まる直前、母親からメールが届く



『関係者席に紗希ちゃんが居たわよ』



その文面に笑顔が零れるのを抑える


「ちゃんといる」

浪「誰が?」

「浪川さんには関係ないです」

浪「でもにやけるぐらい嬉しいんでしょ」

「にやけてないです」

浪「嘘だーにやけてるよ」

「眼科に行ったらどうですか?」


しつこく言ってくる浪川さんを無視し、自分の演技に集中する



3回目に登場した時、僕は関係者席にいる彼女が座っている辺りを見る

あ、目が合った・・・よな


伝わるかな俺の気持ち


この曲が


"嘘と未来と"



----自由side end----



/ 88ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp