第3章 新たな出会い
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僕は偶然見てしまった
彼女の腕にアザがある事をそれも数え切れないほど
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私は目の前にはいる男性に驚くそして
口止めをした
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数分前のこと
神「そのライブって…」
ガシャン
タイミングが良いのか悪いのか何かが倒れる音とともに私の上着は濡れた
隣のみゆが倒したみたいだ
「最悪」
明日も仕事があるのに
「すみません。」
そう言ってお手洗いにたつ
長袖の上着の下には半袖のブラウス
そしてそこから見える腕には無数のアザ
思い出したくない記憶が蘇る
取り敢えず上着を絞り洗う
このまま出ていくわけにもいかずどうしようかと考えていると
?「すみません。大丈夫で、す、か……」
先ほどあった唯一年下であろう子が入ってきた
「……上村くん」