第3章 新たな出会い
あれから1ヶ月声優記事を書いた雑誌は売上を伸ばしていた
上「やっぱり人気ね。」
「凄いですね」
上「と言うわけでまた、声優記事書く予定よ。今度はライブ!まだ上から許可がないから仮だけどね」
「私が行くんですか」
上「もちろん!」
「わかりました」
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その日も残業だった
時刻は10時を過ぎた頃
携帯がなる
知らない番号だったが、出版関係の可能性があるので出る
「もしもし、今井です」
?「……もしもし」
「……え、もしかして、みゆ?」
入「うん」
「番号は」
入「神谷さんに」
「神谷さん?」
入「この間取材したでしょ」
そして、思い出す
そう言えば名刺下さいって言われたな
まさか、このためにか
「そう」
入「怒ってる?」
「別に」
入「本当に冷たくなったよね。昔は明るかったのに」
「あなたには関係ない。てか用事ないならもういい?」
入「あのさ、飲みいかない?」