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闇鍋ぱーりー!

第14章 ジル.ド.レェの場合


「ジル…泣かないで…」
優しく手甲を嵌めた指が髪をすく。
甘く赤子をなだめるようなその声音が好きだった。

「ジャンヌすみませんすみませんすみません、貴女を救えずすみません、ああ、愛しい我が友、我が聖女」
謝る彼を抱く様にポンポンと背中を叩き彼女は座り込む。
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