第2章 令呪をもって命じる!
「んんん、どうしましたかな?マスター。
もうお疲れで休まれたかと思いましたが…」
書庫にいたシェイクスピアが読み途中の本を片手に云う。
彼は最近現代っ子のマシュの蔵書からサーヴァント達に伝わり流行っているハーレクインシリーズに夢中だ。
「どうしましたかな?マスター…もしかして怒ってます?いや、ほらその、チョコレート等都市伝説ですな。そうでしょう、ぐだ子氏…お願いします何か云って!」
無茶しやがって状態になった黒髭、コト、ティーチは微笑む私に慌てている。
(※爆発して宇宙に飛んでいった)
「圧制、反省…」
私にくらしあげられたスパルタクスは大きな体を丸めてシューン(´・ω・`)としていた。