第5章 友達と
凛香は友達の話についていけず机に頭をふさて爆睡していた。
友「ねぇ!ちょっと!!」
友1「彼氏が来たよ!」
「っうんー?」
友「彼氏が来たってば!!」
「だから京谷先輩は彼氏じゃないってば!おやすみ!」
友1「だーかーらーー!その人が教室に来てるよ」
「はぁー?!京谷先輩?!」
京「......」
凛香が驚いて教室の扉へと目を向けると京谷が立っていた。その隣には渡と矢巾も一緒になってついてきていた。
「どうしたんですか?!3人でくるなんて珍しい」
京「ん。」
矢「いやー。それがなー、今日3年生達が進路調査?的なやつで来れないらしいんだよ」
渡「それで2年中心にやってくれって言われてんだけど監督とコーチに連絡したらじゃあ今日は外周ってことになったんだよ」
「ひたすら走るってやつ?」
矢「そうそう。めっちゃ疲れるやつ。それで今日は体育館じゃないよってことを一年達に伝えといてくれないか?」
「了解です。了解なんですけどなんで京谷さんが来たんですか?」
渡「凛香とこ行くって言ったら一緒に行くって聞かなくて」
事情を聞くと納得した様子で京谷を自分から離す凛香。先輩達を見送ったあと一年達に体育館じゃないよメールを送るのであった。