第5章 友達と
今度の連休に合宿が決まってしまった凛香。友達に事情を泣き泣き話していた。
友「仕方ないよー」
友1「今度行こー!ね!」
「ヤダー!あたしのプライドガァー!」
友「合宿って学校でやるんでしょ?夕方辺りでも抜けだしてくれば?!」
「いいねー!そうする!」
友1「そういえば合宿に彼氏がいるんでしょ!いいねー!」
「だから彼氏じゃないってば!そういうのないから」
思いっきり否定するがコイバナとなると食いついて離れないのが女子だ。凛香は否定するのも疲れたのか黙っている。
友「合宿でさなんか進展あるかもよ!」
友1「てかぶっちゃけどこまで進んでんの?!」
「どこまでってそんなんじゃないし!」
友「キスはしたんでしょ?」
「....してない。」
友1「マジカ」
「はい。」
友「じゃあ合宿でキスしてこい!!」
「はぁーー?!」
友「凛香から誘うんだよ!わかった?」
キスをしたことのない凛香にはまったくわからない世界だった。これからどうなってしまうのかと心配になる凛香だった。