第3章 あるお昼のこと
いつも通りに寝て過ごしていた凛香。
お昼前の時間にメールが届いた。
from 及川さん
sud お昼☆
授業中ごめんねー!
及川さんだよ☆
今日のお昼皆で一緒に食べよー!
国見ちゃんと金田一もつれてきてねー!
狂犬ちゃんは矢巾が抑えて連れてくるからゆっくりでいいよー☆
じゃあねーん☆☆
「なんかうざい」
星ばっかな文章に苛立ちを覚えながら返信を打つ。
国「何してんの」
「及川先輩からのメールのへんし~ん。」
to 凛香
↖
sud お昼☆
わかりました。
国見と金田一連れてきます♡
「あ。ヤベ!ハートマークつけちゃった!」
国「なんでハートマーク(笑)」
「間違えたんだよ!!」
男「お前らうるせぇぞ!自習だからって騒ぎ過ぎんな!」
ささいなことで始まった口喧嘩。国見と凛香は自習でよかったと思うのであった。