• テキストサイズ

偶然なんかじゃない出会い

第5章 学園祭の決着




楽屋に向かう唯一の渡り廊下には拓斗がいた


「ごめんね。拓斗ありがとう」

拓「いえ、先輩も忙しいんですから気にしないでください」

「本当によくできた子だ。ところで立花は楽屋入してる?」

拓「柿原さんと一緒に入りましたよ」

「ありがとう。ちょっと行ってくるね」


2人の楽屋をノックしてから入ると打ち合わせの途中だった

「あ、すみません。邪魔しちゃいましたか」

立「んーん。大丈夫だよ。どうしたの?」

「実はステージ企画が押してまして予定より10分遅く開始することになりました」


学祭では時間通りに行くことの方が少ない

柿原さんも、そのことを知ってか


柿「だよなー。学祭なんてそんなもんだよ」

「すみません……」


では、と、楽屋を出ようとした時





?「だから、邪魔なんだよ!」


と大声が聞こえた後、水がこぼれるような音がした


/ 82ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp