• テキストサイズ

偶然なんかじゃない出会い

第3章 頼ること





もうどうすることもできないと思った時



柿「止めろよ」


低い声で言いながら私の手をとる


「柿原さん?」

草「なんですか?あなたには関係ないことですよ」

柿「関係なくない。お前あいつらの、Y社の仲間だろ」

Y社は賄賂で役を勝取る事務所のことだ


「え、なんで」

柿「俺、お前のこと見たことあるんだ。あの事務所の前で」

草「あぁーあ、バレてたんだ。仲間ってか金もらったから写真売っただけだけど」


私はその言葉が許せなかった

涼真が学校を辞めることを知った時、涼真が学生最後の思い出と言って撮った写真だった
『2人の秘密』
そう言って…………



「信じてたのに……」


/ 82ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp