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偶然なんかじゃない出会い
第1章 出会った日
その後好きなお酒の話をすると
「柿原さんなんでこればっかり飲んでいたこと知ってるんですか?」
俺はやってしまったと思った
彼女と俺は真逆の位置にいたため注目しないと見えない
「え、あー。ちょっとね」
俺は濁して答えた
タイミングが良いのか内山君が
水と言って彼女に肩を組んだ
そしてその後
彼女の頬にキスをした
もやもやとしたものが俺の心を侵食していく
俺は思いきって聞くことにした
「……あのさ、ずっと思ってたけど
2人って付き合ってるの?」
「へ?」
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