第7章 大切な人
両思いになってから3日がたっていた
木「早く家帰れよ」
「だって~」
私は良平さんの家に家出していた
理由は……
あの後2回目のキスをしたが、徐々に深くなっていくキスに辛くなりのぶ君の胸を叩くと離れたが
その時の獲物を見つけた野生動物のようなのぶ君の目が怖く思わず逃げてしまったのだ
「だって怖くて」
木「男はそんなもんだよ」
「良平さんもですか?」
木「どーだろうね」
「でも、良平さんは似合います」
木「何それ。褒めてんの?」
「どーでしょう?」
木「まったく」
「あ、こんな時間。お風呂かりまーす」
木「風呂じゃなくて家に帰れ」
「聞こえませーん」
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木「そろそろ向こうも限界じゃないかな。連絡してやるか」