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ハイスペックな彼女(ハイキュー!!)

第48章 睫毛



『あ、月島。はい、タオル』
「ん」
『あと、少し屈んでくれない?』
「何で」
『いいから、屈んで。ついでに眼鏡はずして』
「ますます、わけわかんない」
『目頭に睫毛ついてるの。だから、とってあげる』
「…いい。自分でとるから」
『ねえ、そこじゃない』
「……」
『そこも違う。…あぁ、もう!』
「ちょっ!?(そんな背伸びして…顔近づけたら…)」
『…はい、とれたよ。月島の睫毛長いね。私もそのくらい欲し』
「あのさ」
『?』
「無自覚もいいけど…そういうの他の人にやらない方がいいよ」
『どうして?ただ睫毛とってあげただけなのに』
「~~っ!襲われても知らないよって言ってるんだよ!」
『私が?』
「決まってるデショ」
『月島に?』
「!?」
『冗談だよ。月島はそんなことしないの知ってるよ。それに、』
「…それに?」


『月島が焦ってるの、可愛いよ』


(…男子に可愛いとか…嬉しくないんだけど)(カッコいい女子もいるんだから、可愛い男子がいたっていいと思うけど?)(188センチの男子のどこに可愛さを求めてるのかがわからないんだけど)(んー眼鏡外した時の顔)(…いい加減にしないと僕だって男なんだから、襲われても知らないよ)(きゃーっ(棒読み))(…もう少し可愛い声出しなよ)



オマケ↓













「潔子さん、俺達にもあれ」
「やりません」
「じゃ、かわ」
「可愛いなんて言いません」
「「潔子さん!今日も、ありがとうございます!!」」
「コイツらは通常運転だな」
「月島と春風は、青春してるなぁ」
「旭は青春終わっちゃってる感じだけどな」
「え、どうして…」
「見た目とか?」
「…スガ。俺の心がガラスのハートとか言いながら、結構言ってるよな」
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