第4章 責任は誰に？

『だから、教えるって言ったなら責任もってくれない？』
「別に教えるとは言ったけど、部活の前だけって約束だし」
『ふーん、ほー、日向と影山が合宿に出られないと月島だって困るんじゃないの？』
「は？困るのは、そこの二人でしょ。普通に勉強してれば赤点なんてとらないと思うけど？」
『今さら、根本的な事を言っても仕方ないでしょ。本当、性格悪い』
「春風に言われたくないし」
『「はぁ！？」』


「あの二人って、根っこのところは似てるよなぁ」
「うんうん。負けず嫌いだし」
「スッゴく冷めてるし」
「「毒舌だし」」


『そもそも、私達で騒いでも仕方ない』
「原因は…」

『「日向、影山の二人だ」』


((ビクッ！))

(あの二人のせいで、月島と言い合いしなきゃいけなくなったんだよ)(かなたちゃん、お、落ち着いて！でも、月島くんと息合ってたよ)

(あの二人って本当、問題しか持ってこない)(ツ、ツッキーって、春風さんと息が合うよね)

((いや、合ってない))


あとがき
いや、息ピッタリですよ(笑)