• テキストサイズ

ハイスペックな彼女(ハイキュー!!)

第9章 デレる?



「ねぇ!かなたさん、俺達と一緒にご飯食べに行かない?」
『スミマセン。これから仁花と勉強して帰るので』
「じゃあさ!」
『先約あるので』
「一緒にさ」
『……(ピキッ)』

「春風さん!」

『…山口くん』
「谷地さん、図書室で待ってるって」
『…ありがと。それじゃ』

『山口くん、ありがとう』
「えっ!?あ…いや、実際に谷地さんに頼まれたし…行った時の状況には驚いたけど」
『いや、本当にありがとう。久しぶりにプチっといくところだったから』
「(プチって…)春風さんでもキレる事あるんだ」
『そりゃね。最近は、仁花といる事が多いから全然なかったけど…あんな感じのチャラい男とか大嫌い』
「チャ…チャラい」
『チャラいのは人の勝手だけど、努力もしない。頭もバカ。女にもだらしない。そういうのをオーラ?みたいのを出しながら近づかれると吐き気がする』
「…け、結構言うんだね」
『仲間にだけ、ね。私って、周りからどう思われてるか知らないけど、実際は近い人を大事にしたいし…大好きだから』

「へっ!?(だ、だだだ大好き!?)」

「そう。お馬鹿な日向も、バレーしか頭にない影山も、喧嘩したりする月島も、もちろん気がきく山口くんも、他の先輩達もみんな。って、私なんで恥ずかしい事言ってるの。とりあえず、ありがとう」

そう言って走って行ってしまった。しかし、すぐに向き直って近寄ってきて…



『山口くん。さ、さっきの…誰にも言わないで…恥ずかしいから』



(山口、何してんの?)(え!あ、いや、な、何でも)(なにテンパってんの?)(ねぇ、ツッキー。春風さんって、ツンデレ?なの?)(…山口)(ち、違!何にもないよ!)


あとがき
夢主のデレの瞬間。
/ 109ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp