第8章 16巻 及川ハンガー(笑)※ネタバレ有り
「おーいーかーわーハーンガー」
「何スか?ソレ」
「青城のジャージ買うと貰えるんだって」
『私ならコレが付いてくるなら、予約しないわ』
「ナイス悪ふざけだよね」
「ダサイ服をかけるのも良し。恥ずかしい服をかけるも良し。ですか…」
「皆そんなに羨ましがるなよ!」
『羨ましがってるように見えるなら、目が腐ってるんでしょうね』
「さっきから、かなたチャン及川さんに酷い!」
『うるさい。クソ川先輩』
「岩ちゃんの口癖が!!」
「コレ真ん中で折ったら面白い顔になんじゃね?ホラ、千円札とかでやるやつ」
「嫉妬も大概にしてほしいね!!」
「うるせぇ!ハンガー野郎!!」
「ハンガー野郎!」
「ハンガァヤロオ…!」
「すごくしっくりきますね。響きが」
『響きだけね』
数日後
「ハンガー、ナイッサー!」
「おーいハンガー!主将会議だよ!」
「バレー部の主将の人ハンガーさんて言うらしいよ!」
「マジ!?ハーフ!?カッコイイ!!」
「ハンガー徹先輩でしょ!?」
「"ハーフ"でも通用する俺…凄い…!」
「ぷっ(ハンガー徹!!!)」
「おめーのプラス思考がすげーわ」
『プラス思考も度を超すと馬鹿ですね』
(何でかなたチャンは、そんなに及川さんに酷いのかな!?)(は?嫌いだからに決まってますよね?)(決まってるな)(決まってるじゃん)(決まってる)(酷い!!)(クソ川、うるせぇぞ)(岩ちゃんまで!?)
あとがき
まぁ、そんなもんですよね。