第6章 天使(悪魔?)の誘惑?
『仁花、お弁当つけてる』
「はわっ!ご、ゴメン!」
『ここだよ』
「そんなに急がなくてもご飯は逃げないわ」
「なぁ、あそこに俺も混ざりたい」
「俺もだ、ノヤっさん。何か…花が見える」
「おーい、二人ともメシ食わないと…何見てるんだ?」
「しーっ!スガさん!あそこだけ、花が見えませんか!?」
「は、花?」
「しかも、スゲェいい匂いがしそう…」
「谷っちゃんならともかく、清水が聞いたらガン無視されて春風に技かけられるぞ」
「「っ!…そ…」」
「?」
「「それもイイっ!!」」
「!?」
『あの…』
「「「っ!?」」」
『思いっきり聞こえてますから…』
「いや、春風…あのな…」
『そんなに技をかけてほしいなら言ってくれれば良かったのに(ニッコリ)』
「「「(え、笑顔が黒い…)」」」
『さぁ、西谷先輩ですか?田中先輩でも構いませんよ?』
「(え、笑顔がく…黒い)…え…ちょ!?何で構えて!!ぎゃぁぁぁ!!」
(仁花ちゃん、見ちゃダメ)(え?な、何か悲鳴が聞こえるんですが?)(…気のせいよ)
あとがき
仁花ちゃんのボディーガードな夢主ちゃん。