Fall in love with you【R18】
第4章 ●four
ずぷ、とさっきより馴染んできたナカに押し入れると、ほんの少し藍原に浮かぶ余裕の表情。
「さっきよりマシか?」
目は閉じられているものの、頷くくらいには平気らしい。
けど、俺の方がこのまんまじゃつれェ。
「動くからな。」
コクンと頷いたのを見て、進んで引いて、進んでは引いてを繰り返した。
ゆっくりとした動きなのに与えられる快感は痺れそうなほど甘く、絶頂を促す。
「んっ、はァ…ふ、くっ」
心做しか藍原も感じられるようになってきたらしい。
「烏養さん…もっと、動いて…」
今の俺にとってこの上なく嬉しい要求。でもハジメテのこいつにとっては負担でしかない。
「いい、です。烏養さんのこと、もっと欲しい…」
かろうじて繋がっていた俺の理性がプツンと音を立てて切れ、藍原の唇に噛みつくようにキスした。
「ッはぁ…煽った責任取れよ?」
上気した頬を撫で、細くくびれた腰を掴み奥深くに自身を突き立てた。