第1章 行かないで
兄さん兄さん兄さん
どこ
此処はどこなの
暗い怖い寒い痛い
クロス『落ち着け、此処は安全なところだ』
目隠しを外され目を開けると
真っ赤な髪をした人が私を抱き締めていた
暖かい。
クロス『いくら適合者と言えど
此処までする必要はねぇよな』
振り返り鴉達を睨む
何も言えねぇよな
正論だからな
クロス『こいつは暫く俺の部屋で預かる』
ルベリエ『何を勝手なことを言っているのですか、クロス元帥??』
クロス『こいつが怯えてイノセンスとの適合値が低下したらどうなる
その方が致命的だろ??
なーに、さすがの俺もガキには手を出したりしねぇよ
コイツの兄貴が来るまで、な』
ルベリエが俺を睨むが
俺は笑う
人間なんかに何がわかる。
俺は静止も聞かずに部屋から出た。