第1章 レイプ
ひなこがスマホをいじりながら言った。
「あ、ねぇねぇ。ひなこの友達が今、カラオケにいるから一緒にどう?だって!」
「別にいいよ。」
その時は特に気にせず、了承した。
これが大きな間違いだった…。
ひなこに連れられて、その友達がいる部屋に入った。
部屋の中は電気を付けてなくて暗く、煙草の煙が充満していた。
部屋には男が3人いた。
全員柄の悪そうな奴等だ。
「シュンちゃん!」
ひなこが男の一人に親しげに抱きついた。
男はひなこにキスをした。
「ひなー、超美人連れて来てくれたじゃんよー。偉い偉い。」
「えへへ、もっと褒めてー!」
何やら雲行きが怪しい。
私はひなこに問いかけた。
「ひなこ、どういうこと?」
「シュリ、ごめんね?可愛い子連れて来たら別れないでやるってシュンちゃんに言われたの。」
「は…?」
次の瞬間、私は一番近くにいた男に腕を掴まれ、ソファーに押し倒された。
シュンちゃん…恐らくひなこの彼氏以外の二人が私の服を乱暴に剥いだ。
「ちょっと、やめてよ!」
暴れる私を一人が押さえ付け、もう一人が自分の"アレ"を私の口に突っ込んだ。
ああ…そういうことか。
私はひなこに騙されたんだ。