第1章 嘘でしょ?
「だってさ、君、これからどうやって生きてくの?」
「や、死にます」
「……そうだよね!働き所無いよね!
じゃあ、今日から働いてね!」
「あの、聞いてます?話」
「部屋はーっと」
と、部屋から出ていってしまった
「って、えっ、ちょっと折原さん!?」
慌てて追いかける
「なに〜?」
「なに〜?、じゃないです!
だから、死にますから!」
「んー、だーめ、
だって俺、君に興味持っちゃったし」
「私はもう、消えてしまいたいんです!
この世界から、存在自体!」
「………ますます興味が湧いちゃった☆」
嘘!?今の何処に興味が湧くポイントが!?
「んー、じゃあこうしよう、
これから1年俺が君の面倒を見よう
それでも君が死にたいと言うなら死ねばいい」
「1年………長くないですか?」
「1年なんて短いよ
ね、どうするの?」
まぁ、それなら、
「わかりました、良いですよ、」
「君の名前は?」
「亞璃亞です
春野谷亞璃亞」
「知ってると思うけど俺は折原臨也
臨也で良いよ」
「宜しく、亞璃亞」
「よろしくお願いします
臨也さん」