第6章 お花見しましょ
ーーー次の日ーーー
「あら、おはよう亞璃亞」
「あ!波江さん!」
「悪かったわね、昨日は先帰って、」
「寂しかったです…」
と、波江さんに抱きつく
「あぁ、起きたんだ
おはよう亞璃亞(ベリッ)」
剥がされた!
「…………」
「お腹すいたんだけど」
「…………」
「頼んだよ亞璃亞」
「(かわいい……)
わ、わかりました////」
パタパタパタ
「あら、私のいないところで少しは進んでるのね」
「もう、三週間は一緒だからね
波江は一週間目だけどね」
「さりげなくアピールするのやめてもらえる?
イライラするから、」
「波江を越す日もそう遠くないかな、」
「まだ私の方が上よ」
「負け惜しみかい?」
「死ねばいいのに」
「何喧嘩してるんですか、
臨也さん謝って下さい、」
「なんで俺?」
「こういうのは大抵臨也さんが悪いんです、」
「…………」
「間違って無いわね」
「朝ご飯出来ましたよ!
ほら、早く早く、」
「行きましょう」
「…わかったよ、」