第17章 変態に恋されてしまいました5題
2.盗撮が犯罪って知ってますか?
ピンポーン
インターホンが鳴る
どうせ何時も来る幼馴染みだろうと外を確認せずにドアを開けた
「おはよ、臨ーー!」
口を塞がれた、目の前にはなんとナイフそして怖い男の人
「お前が折原の女か」
訳が分らない、何処をどうすればそういう風に見えるのか
むしろ私も臨也の信者のうちの1人位の扱いだろう
……それを知っていて臨也の相手をする私も私だが
「なんとか言えよ」
口を塞いでおいて何とか言えは無いんじゃないだろうか
じとっと睨むと部屋の中に連れ込まれた
「お前の立場がわかってんのか?俺の言う事きかねぇと」
男の手が私の腰をなぞる
「こうだ」
その手は下に下がってきて
怖いとただ感じた
その手は足と足の間にゆっくりと挟まってきて
「やめてっ!」
「亞璃亞ッ!」
玄関に立っていたのは臨也だった
「な、どうしてここに折原が!?」
「残念だったね、この俺が亞璃亞の部屋にカメラをつけていないとでも?」
「なんだと!?」
「早くここから去らないと君の(自主規制)の(自主規制)を皆にバラすよ?」
「う、うわあぁ!」
呆気なく男はにげて行った
何このあっけ無さ、弱っ、
「亞璃亞大丈夫?」
「ああ、うん、大丈夫
悪かったな臨也、ところで1つ言っておきたいんだが」
「ん?何?」
「助けてくれてありがとう、そこは本当に感謝してる
ただーー」
盗撮が犯罪って知ってますか?