第16章 私の答え
「これはこんな物で良いかな」
「おはよう、亞璃亞もう片付け?」
「……おはよう、臨也、そだよ?長く居続けるわけには行かないからね」
「そっか、亞璃亞、俺感謝してるんだよ、今までの面白みの欠片もない俺を変えてくれたのは亞璃亞だ、有難う」
「……私が、」
「ん?何?亞璃亞」
「…んーん、なんでもない、早く仕事しといでよ、朝ごはんは机の上に有るからちゃんと電子レンジかけてね」
「…了解、じゃあね」
「うん、」
私が…
私が居なかったら臨也が誰にもとられることなかった?
なんて
聞けるわけないじゃない
帰ってきて…………
寂しいよ、
「ぃ……ざや……っ」