• テキストサイズ

【銀魂】 夢か現か

第28章 幸せって甘い






「あとでみんなで食べましょうね」


「ああ」


「ではお先にいただきます!」



お皿に乗ったショートケーキをフォークですくって口に運ぶ。

甘くてふわふわで、とってもおいしい。





「…ん〜おいしい!幸せ〜…♡」




ケーキを頬張りながら幸せそうに笑う凛を見て、高杉も反対側に座ってテーブルに頬付をつきながら笑みをこぼした。




「うめえか?」


「はい!とってもおいしいです!晋助様もどうぞ!」


「…一口」



差し出されたケーキを一口食べると、甘いクリームの味と酸っぱいイチゴの味が口いっぱいに広がった。



「どうですか?」


「…うまい」


「でしょ?今度は一緒に食べましょうね!」




ケーキを一口食べる度に笑顔になる凛を見て、心底思う。




「晋助様、ありがとうございます。とってもおいしくて幸せです!」


「…」






凛のこの笑顔が見たかった。





おいしそうにケーキを頬張る凛を見て、高杉も満足そうに頬を緩めた。















~ 幸せって甘い ~


/ 271ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp