第23章 もっと熱く、火照ってとろけて \❤︎/
「…あっ…!」
中から引き抜かれただけで感じてしまって、恥ずかしくなって凛は左手で顔を隠した。
「…すげえイき方」
「…だって…!晋助様が…っ」
「俺が何だ?」
「…晋助様が、その、……なんでもありませんっ!」
高杉は楽しそうに笑うと凛にチュッと軽くキスをして頭をなでた。
「癒されるために来てんのに疲れただろ、もう寝ていいぜ」
「…えっでも、」
「…?」
「その……晋助様がまだ……」
「…」
凛は上目遣いで高杉を見上げると言った。
「…苦しいですよね?…続き、しましょう…?」
「……」
「…晋助様?」
「…お前が辛くねえのか」
「わたしなら大丈夫です。それに明日もありますし…だから、晋助様も…ね?」
俯いているせいで高杉の顔が見えなくて、下から覗き込もうとするとぎゅうっと抱きしめられた。
「…ったく」
「朝になったらまた一緒にお風呂入りましょうね」
「あぁ」
「ふふっ。……ひゃっ!」
高杉は凛の内股にキスを落とすと、また凛を組み敷いて笑った。
~ もっと熱く、火照ってとろけて ~