第23章 もっと熱く、火照ってとろけて \‪❤︎‬/

風呂を出てからもう時間が経ったのに、またお湯に浸かっていた時と同じくらい体が熱くなる。
体をじんわり解されているような感覚に頭が痺れそうだ。


｢あぁっ…晋助様っ……｣

｢…もう慣らさなくても入りそうだな…｣



高杉は浴衣の帯を緩めて凛に自身を押し当てると、そのままグッと奥まで挿入した。



｢ああぁっ……！｣



入れた瞬間に凛の中は高杉を締め付けて、離そうとしない。
律動を繰り返すたび絡みついて扱かれるような感覚に高杉も顔を顰めた。



｢あっあぁっ…！やぁっ、あぁっ…！｣

｢…あんまり解してねえのにすげーな…ッ｣

｢だってっ……！ん、お風呂で最後までできなかったからっ……あっ…！｣

｢クク、もう準備万端てことか｣

｢やだっ……焦らさないでくださいっ…晋助様ぁっ……ああっ！｣



わざと気持ちいいところを避けて腰を動かすと、凛は身をよじらせて高杉にしがみついた。
身を寄せると結合部が深くなってさらに奥へ当たる。
この感覚がたまらなくなって凛は布団のシーツをぎゅっとにぎりしめた。


｢あぁっ……んぁっあ、あっぁ…！｣

｢そんなにッ…ここがいいのか？｣

｢んん……んっ……！｣



凛は必死にコクコクと頷いて見せた。

火照って朱に染まる体と頬、そして溢れる凛の涙に高杉も体が熱くなるのを感じて欲望をさらに奥へと突き上げた。



｢あっ、あっぁっあ、だめ、だめっ…ああぁっ！｣

｢…イけッ…｣

｢ああぁあっっ……！｣



最奥に突き上げると凛は体を仰け反らせながらそのまま達した。
しばらく体に電流が流れたような感覚に、ビクビクして頭が真っ白になると、高杉に深く口付けられた。