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【銀魂】 夢か現か

第19章 桜舞う





この桜のように、凛は頬を染めた。
その姿を見て高杉はまた口元を緩めると、凛の肩を抱き寄せた。



「っ……!」



少し遠くでは皆が集まって賑やかに桜を楽しんでいる。


今自分達の周りには、桜以外何もない。




「…お前も桜がよく似合う」


「えっ…あ、ありがとうございますっ…!」








儚くて、美しくて、桜が大好きだ。






けれど、桜以上にこの人が大好きだ。






「凛」


「…晋助様…」






舞い散る桜の中、二人はゆっくりと唇を重ねた。










~ 桜舞う ~

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