第17章 Good for you \‪❤︎‬/

｢あっ、あっぁ…！だめっ…だめぇっ……またイッちゃ、うっ…！｣

｢…っ…くっ……｣

｢ぁっあっぁ、晋助さまっ……｣

｢…っ…｣

｢ぁっ…！一緒にっ……キてくださいっ…ぁっ！〜〜〜〜〜ッ！！！｣


体の奥底からまた何かが湧き上がってくるのを感じると、トドメを刺すように最奥まで突き上げられて二人はそのまま同時に快楽の頂点へと達した。




｢…あっ……はぁっ…｣

｢……ッ｣

｢…しんすけ、さ、ま…｣



腹の奥に放たれた熱いものを感じると、高杉は凛の中から自身を引き抜こうとした。



｢ぁっ…待ってください、もう少しだけ…このまま繋がっていたい、ですっ…｣



凛の言葉に高杉は動きを止めて、涙でぐちゃぐちゃになった瞼にキスを落とした。
そして両手で凛の頭を抑えて今度は唇に口付ける。
すると凛も高杉の背中に手をまわして口付けに答えた。



｢…しんすけ、さま…大好きです…｣

｢…ああ｣

｢…晋助様もちゃんとっ…気持ちよかったですかっ…？｣

｢…あぁ…っ」

｢よかった…これで少しはわたしにも色気が出ましたか、ね…？｣

｢なんだ色気って｣

｢だって、晋助様がわたしには色気が足りないって言っていたので、｣

｢そんなこと言った覚えはねえぞ｣

｢でもまた子さんが晋助様がそう言ってたって、｣

｢…そんなこと一言も言ってねえ｣

｢えっ？…だからわたし、自分には大人の魅力がないからいつまでも子供のままじゃ嫌だって思って…少しでも晋助様に似合う大人の女性になりたくて、｣

｢…だからあんなモンつけてたのか？｣

｢…はい｣

｢…そんなこと思ったことねえよ。あんなモンなくたっていつも俺はお前に欲情してるぜ？｣

｢えっ…あ、えっ……！｣



からかうように言うと赤い顔の凛の耳たぶをペロッと舐めるとさらに顔を赤らめた。



｢だがたまにはああいうのもいいモンだな｣

｢…晋助様が喜んでくれたなら、良かったですっ…｣