第17章 Good for you \‪❤︎‬/

ゆっくりだけれど、確実に気持ちいいところを責められて体がたくさん反応してしまう。
快感の波に飲み込まれそうで身をよじらせても、すぐに気持ちいいところを責められて頭が真っ白になりそうだ。


｢逃げても無駄だ。お前の好きなところ全部覚えてるからな」

｢…あっ…やだっ…｣



久しぶりの行為だからこそ、高杉のその言葉がなんだか嬉しくてすごく感じてしまう。



｢ぁあっ…だめっ…もうっ…｣

｢…｣

｢あっぁ、あっ…だめっ…だめぇっ…！｣


頭も体も電流が走ったような感覚になって、そのまま凛は達した。



｢はぁっ…｣

｢…凛｣


呼吸が整わないままキスをする。
何度も何度も唇をせがまれて、せがんで。
そうしているうちに布団の上に押し倒されていた。

唇を離して酸素を求め大きく息を吸い込んでうっすらと目を開けると、目の前にはしなやかな高杉の肢体が見えて凛は顔を赤らめた。



｢…もう挿れるぞ｣

｢えっ…｣



凛の脚を持ち上げて、高杉は両脚の間に体を入れると自身を取り出して凛にあてがった。
グッと力を込めて押し入れると、ヒクヒクと痙攣するソコはすぐに高杉を受け入れてきゅっと締め付けた。



｢…動くぞ｣

｢…は、いっ…｣


ゆっくりと律動を繰り返す。
久しぶりだからか、いつもよりも体は敏感だ。


｢あっ…あっ、あぁっ…｣

｢…凛、｣


高杉の背中に手を回すと、大好きな高杉のにおいと大好きな声が何度も自分の名前を呼んでそれだけで心も体も満たされる。