第16章 運動しましょう♡ \❤︎/
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〜数週間後〜
「また子さ〜ん!神威さ〜ん!」
「???」
「ダイエット!成功しました〜!」
「え!よかったッスね!」
「へぇ、よかったじゃないか」
とても嬉しそうな凛に、また子と神威も笑顔だ。
「もうお腹周りもスッキリです!」
「ダイエットの成果ッスね!」
「頑張りました!また子さんと神威さんと晋助様にも手伝っていただいて…」
「…ん?シンスケ?」
凛から出た高杉の名に、また子と神威は不思議そうな顔をした。
確か、自分達が知っている限りでは高杉と凛はギクシャクしていた気が……
「…あっ!えと、腹筋する時に押さえてくれたり一緒に走り込みしたりしました!」
「…へぇ〜〜???」
「…はい」
「晋助様がそんなことするはずないッスよね!凛
〜???」
ニヤニヤと笑うまた子と神威に、たまらず凛は赤面した。
「凛が無事痩せてよかったッスよ〜晋助様に感謝ッスね!」
「やっぱり気持ちよくなって痩せて一石二鳥だっただろ?とにかく、よかったよ」
笑顔の二人にからかわれ、凛は真っ赤な顔で半涙目だ。
「凛ちゃんはこれから太っても晋助いるから安心だねぇ」
「…もうっ!神威さんもまた子さんもうるさいです!もう絶対に太りません〜!!!」
けれど、
こんなに気持ちの良いダイエットなら…
と少しだけ思ってしまう凛だったのでした♡
~ 運動しましょう♡ ~