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マイナスから始める【恋乱】
第1章 不安定(風魔小太郎)
小太郎side
小太郎「それは貴女です、椿さん」
思わず言ってしまった言葉にハッとするが、僕の口から出る言葉は止まらず
小太郎「椿さんの、唇、肌、髪…全てが食べてしまいたいです」
そっと、指で触れながら呟けば
首もとまで真っ赤にする椿さんが可愛い
あの時の唇付けと同じように、椿さんは拒否しなかった
ただ違うのは、言葉では交わさずとも椿さんが、僕の事を思っていてくれる事がしっかりと伝わってきた
唇をついばみながら、このまま僕だけの物に出来ればと願う…
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