第6章 俺様との再開!
「おっと…」
また、転びそうになるとその前に声をかけてきた人が支えてくれた。
「あ、ありがとう…ござ…います。」
「いえいえ、気にしなさんな」
今度は、自分の足で立ちその人の前に立った。
「それで、お嬢さんこんなとこでなにしてん?」
「え、えっと…。竜ば、竜崎先…生に、氷…帝学園の…テ、ニス部…の監督の人に、これを…届…け…てくれと、頼まれたので…」
所々、突っかかりながら事情をなんとか説明する。
「竜崎先生?ああ~、青学の!ということは、マネージャーさん?」
「あ、はい!そ…です…」