第5章 みんなで一緒に。
キッチンに向かうと、きれいに盛り付けられたオムライスが人数分あった。
「美味しそうだな」
「あ、リョー兄のはこれだから」
「俺だけ違うのか?」
見た目は同じだけどな…
「実はね~、中身は違うんだ♪」
「へー、それは楽しみだな」
俺はそう言って、先輩たちの分のオムライスをリビングに持っていった。
「うわ、うまそうだな!」
持っていくとすぐに桃先輩が食いついた。
「すごいね、お店に出されてるものみたい」
「ありがとうございます♪」
「じゃあ、いただきまーす!」
そしてみんなでその日は、オムライスを食べて楽しく過ごした。