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王子様のお姫様

第4章 リョー兄と一緒。




「………ん」


するとスズナが目を覚ました。


「あ、ごめん起こした?」


「ううん、大丈夫~」


俺は、そんなスズナが可愛くて頭を撫でた。


スズナも嬉しいみたいだ。


しばらくそうしていると、竜崎先生が戻ってきた。


「お、なんとか終わったみたいだね~」


「竜崎先生、何で逃げたんですか!?」


「年寄りになにができると思うんだい。あ、明日の放課後スズナもまたテニスコートに来なよ?それじゃあ、今日は解散!」


そう言って竜崎先生は、帰っていった。



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