第3章 みなさんと対決です。
「じゃあ、ラケットを置いて休憩にしよう?」
「う~、分かったよ…」
そう言うと、越前の義妹は素直に従った。
スゲーな越前、さすが義兄だな。
「あ、先輩方の飲み物もあるっすよ?」
「マジか、じゃあくれ!」
そしてみんな越前の回りに集まった。
「越前、なんの飲み物があるんだ?」
「えっと…」
そうしてみんなが飲み物を選んでいると…
クイックイッ。
「ん?スズナ、どうした?」
越前の義妹が越前の裾を引っ張っていた。
「リョー兄、ミルクティーちょーだい?」
そして首をかしげながら越前に頼んでいた。
「「「「「「「「!?」」」」」」」」
あー!
だから、可愛すぎだろ!
「ああ、はいスズナ」
「ありがとう、リョー兄!」
そして越前の義妹は、ミルクティーを飲むと疲れたのかベンチで寝てしまった。