第3章 みなさんと対決です。
「どうする~、大石~!」
「どうすると言われても、とりあえず試合をやめさせよう!おーい…」
そう言ってテニスコートに向かって声を出す大石先輩。
「どうした、大石」
「今すぐに試合をやめろ~!」
「なぜだ?」
「竜崎先生がとにかく試合をやめさせなければ、危険だって!」
「なんだと?理由はわからないが、分かった。おい越前、試合はまた今度で…」
バシッ!
「「「「「「「「!?」」」」」」」」
その光景を見たとき俺たちは、驚いた。
なぜなら、越前の義妹が手塚部長の顔の横すれすれのところにサーブを打ったからだ。
「いいからやろうよ、今さらやめるなんて許さないよ?」
あれって、本当に越前の義妹か?
性格変わりすぎだろ!
どうすればいいんだ?