第3章 みなさんと対決です。
~ side スズナ ~
「分かりました、仕方ないですけど使います」
「ふふ、楽しみだね…」
そして試合が再開した。
試合が再開すると、何回もラリーが続いた。
「ねえ、いつになったら見せてくれるのかな!」
「そんなに言うなら今からでも見せてあげますよ!」
私は、そう言ってなんの技をだすか決めた。
よし、あの技にしよう!
私は、二つの技をだすことにした。
「ふふ、いきますよ!」
「こい!」
「その身に刻め剛毅の雷、サンダーブレード!」
「くっ!?」
不二先輩は、まともにサンダーブレードを受けてしまったため腕が麻痺しボールが高く上がった。
「しまった…!」
「煌めけ七色の星々、シューティングスター!」
そして私は、連続して技を出した。
「こんなの桃のダンクに比べれば…」
「あ、姫のダンクは普通じゃないですよ?だって…」
「!?」
「魔法使いの姫ですから♪」
そう、不二先輩が驚くのも無理はない。
だってバウンドするはずのボールがそのままバウンドしないで地面を転がっていたから。