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王子様のお姫様
第3章 みなさんと対決です。
~ side スズナ ~
「本当に大丈夫~?」
よほど心配なのか菊丸先輩が聞いてきた。
「はい!」
「それじゃあ、いくよ!はあ!」
大石先輩がサーブを打ってきた。
でも、
「甘いですよ!咲き誇れ緋色の花、スカーレット!」
私がスカーレットを打つと、二人とも反応できず私に得点が入った。
「なっ!?」
「ボールのスピードがさっきよりも速い!」
ふふ、驚いてる~
「まだまだですね♪」
そして私は、またスカーレットだけで試合に勝った。
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