第6章 俺様との再開!
なっ!?
景吾、もしかして強くなってるの!?
あ、でも当たり前か…
あれから3年位経ってるもんね。
「おい、本気でこいって言っただろ?ちゃんとやれよ!」
「うるさい!やってるよ!」
あ~!!
もう、ムカついてきた!!!
「……ねえ景吾」
「何だよ?」
「…………本気でいいんだよね?」
「!?あ、ああそうだ」
「……じゃあ、いくよ?」
そう言って私はポケットからスポーツ用の音楽プレイヤーを取り出す。
「何でそんなもん持ってるんだよ!」
「だって必要だから、本気を出すためには…」
そう言って耳にそれを付け、好きな曲を流す。
~♪~♪
「ふ~……」
深呼吸をし曲のリズムをとる。
「よし、やるか…」