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王子様のお姫様
第6章 俺様との再開!
「いくぜ、おら!」
「やあ!」
景吾のサーブからゲームはスタートし、しばらくの間ラリーが続く。
「おい、いい加減技でも使ったらどうだ!」
「言われなくてもやるもん!」
景吾に言われ、私はスカーレットを打つときの動作にはいる。
「さあ、こい!」
「咲き誇れ緋色の花、スカーレット!!」
そして思いっきりスカーレットをはなつ。
「……はあ!!」
しかしそれは簡単に返されてしまった。
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