第19章 帰宅

『オレンジジュースでいい?』
マサト「うん、テツヤは?」
黒子「僕もお願いします」
『はい』
マサト「ありがとっ」
黒子「ありがとうございます」

『そういえば、夏合宿行くんだよね?』
マサト「そうだったな」
黒子「はい、桃井さんの案です」
『お祭り行くんでしょ?楽しみ♪』
マサト「昔から好きだもんな」
黒子「///」
『うん!楽しみだなぁ』
マサト「あっでもデートらしいぜ?」
黒子「!?（それ、言うんですか）」
『えっ!?どういう事?』
マサト「そのまま、だよな」
黒子「・・・そうです」
『説明して』
マサト「えっ俺?」
黒子「僕は嫌です」
マサト「テツヤ!?」
『マサト、教えて』
マサト「言っていいのか?」
黒子「分かりません」
マサト「やっぱり・・・」
『マサト・・・ん?』
~♪~♪
手元においてあった携帯が音を立てて揺れている
『さつきちゃん?』

電話に出ると聞き慣れてきた可愛い声が聞こえてきた
桃井<もしもし、ちゃん。急だけどお願いがあるんだいい?＞
『あっどうぞ』
桃井＜今ね、皆でちゃんの家の前にいるんだけどいれて欲しいなぁと思って＞
『えっ?どうして家の前にいるんですか!?』
桃井＜皆で行こうってなって・・・＞
『どうしてそんな事になったんですか～!?』