第19章 帰宅
『あった!』
マサト「じゃあ、行こうぜ!」
『変な感じだね』
マサト「何が?」
『いつもは部活があるし、それにマサトと2人で買い物行った事あった?』
マサト「確かに、いつもはマサキ兄さんとマサヤ兄さんがいつも居るしな」
『・・・なんか不思議だね』
マサト「俺もそう思う」
『ねぇ、何買う?』
マサト「そうだなぁ・・・でも、実物見たほうがいいかもな」
気がつくと店の前だった
『本当だね』
マサト「入ろうぜ」
店内に入るとカップルが数組居た
『気まずいね』
マサト「仕方ないぜ、店員の人に挨拶されたし・・・」
『じゃあ早く買って帰ろう』
マサト「そうしよう」
『これは?』
手にしたのはネックレス
マサト「う~ん」
『じゃあ、これ?』
もう1つの手にはブレスレット
マサト「そうだなぁ・・・」
『じゃあ、ネックレスとブレスレット、両方買う?』
マサト「そうする?」
『お金持ってきたから大丈夫だって』
『マサト、ありがとう』
マサト「ゴメンな。俺買う方だったんだけど・・・」
『ううん。私が出したのは4分の1だよ?』
マサト「でも・・・」
『元はといえば2つ買った方が悪いんだし』
マサト「・・・」
『う~ん・・・じゃあ、あいこだねっ♪』
マサト「そうだな」